著作物使用許諾申請代行サービス
大学入試をはじめとした入試問題は、公表されている著作物から多数出題されています。入試問題を二次利用する場合には著作権者に許諾を得る必要があります。弊社では主に入試問題の二次利用における許諾申請の代行サービスを行っております!著作権者の調査や許諾申請、使用料の支払い業務等にかかる膨大な時間とコストを、大幅に削減いたします!
著作物使用許諾申請代行サービスについて
大学入試をはじめとした入試問題では、公表されている著作物を使用した問題が多数出題されています。また、知的財産権に関する法の整備が進んだことや社会の関心の高まりを受け、権利者から許諾を得るということは社会常識となっています。
一般的に知られている通り、公表された著作物を必要限度内で入学試験に用いることは著作権法(第36条)によって認められていますが、二次利用(入試問題をホームページに掲載、受験生に配布)する場合には著作権者に許諾を得る必要があります。
弊社では入試問題で使われた著作物の著作権者を調査し、二次利用における許諾申請の代行サービスを行っております。
申請が必要な場合
著作物の使用における例外は、入試本番における使用にのみ認められています。著作物を使った入試問題を次のような内容等で二次利用する場合には、許諾を得ることが必要になります。
- 受験者以外への入試問題の配布(有料・無料は関係ありません)
- 入試問題の残部の配布
- ウェブページへの掲載
- 印刷物(大学案内など)への掲載
代行のメリット
著作物使用許諾申請に関わる業務は多岐に亘ります。また、著作権者の所属先や連絡先によって申請方法が異なり、一概にマニュアル化することが難しい業務です。 そのため、学内で対応するには膨大な時間とそれに伴う人件費の増加が予想されます。これらの業務をアウトソーシングすることにより、通常業務以外に掛かる時間と費用を削減することができます。
当社の業務範囲
- 入試問題で使用された著作物において申請を要するもののピックアップ
- 著作権者の調査
- 著作権者の所属団体、出版元、連絡先の調査
- 著作物使用許諾申請
- 著作物使用料の支払代行
※著作権者及びその所属団体によっては代行申請が認められない場合があります。
※著作物使用許諾は著作権者の意思によるもので、申請は許諾をお約束するものではありません。
料金(税込)
受注管理費 | 33,000円(/年間) |
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国内申請代行費 | 9,900円(/件) |
海外申請代行費 | 22,000円(/件) |
著作物使用料 | 実費 |
※著作物使用料は著作権者によって請求の有無、金額の違いがあります。
※著者だけでなく、出版社や著者が所属する権利団体にも使用料を支払う必要がある場合があります。
※申請代行の業務を遂行するうえで、特別な経費が発生する場合には、その都度ご依頼主様に確認をさせていただきます。
※上記金額のほかに、送金手数料、振込手数料等、申請作業でかかる経費の実費を請求させていただきます。
※許諾が下りなかった場合でも、申請件数に応じて料金を請求させていただきます。
ご依頼について
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01まずはお電話にてお問い合わせください。
※担当者が簡単な説明をさせていただきます。
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02入試問題,入試問題の出典一覧表をお送りください。
※それを元にお見積書を作成いたします。
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03お見積書をご確認いただいた後、
正式な依頼をもって申請作業に入ります。
著作物使用許諾申請代行サービスのよくある質問
- 著作物使用許諾申請のフローを教えてください。
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フローについては以下の通りです。
- お預かりした入試問題から申請が必要な作品を抽出。著作権者の調査。
- 1のうち、著作権者の著作権管理団体への所属状況を調査。
- 2で所属が確認された著作権者の著作物については、所属している団体に使用許諾を申請。
- 2で所属していないと確認された著作権者の著作物に関しては、直接又は著作物が出版されている出版社を通じて、著作権者に使用許諾を申請。
- 作業の完了までどれくらいの期間が必要ですか?
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期間については著作権者、申請方法により異なりますが、申請から許諾までの平均日数は国内15日、海外20日程度です。
ただし、なかなか連絡の取れない権利者(海外に多い)など3ケ月以上要する場合もあります。 - 申請費用は概算でどれくらいかかりますか?
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受注管理費30,000円(/年間)、国内申請代行費9,000円(/件)、海外申請代行費20,000円(/件)、著作物使用料(実費)が必要です。
たとえば10件国内申請し、著作物使用料が必要なものが1件(5,000円)の場合、125,000円(税別)となります。また、同じ年度内で追加のご依頼をいただいた場合、その分には受注管理費は発生いたしません。
(※上記は概算額です。件数によっては減額いたしますので、お問い合わせください。) - 依頼主側で実施しなければならない作業はありますか?
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入試問題とその出展一覧表、出題ページ、奥付のコピー、URL(webの場合)のご用意をお願いいたします。
また、代理申請が不可の案件が発生した場合には、大学より申請書を発行していただくことになります(申請書の雛型は弊社にて作成いたします) 。 - 許諾が得られないことはありますか?また、その場合にはどうすればいいですか?
- 著作権者と使用条件が折り合わない場合など、許諾が得られないこともあります。許諾が得られなかった問題については二次利用をすることはできません。